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プロフィール
リャンヨは、水彩を用いて
“感情の気配” を描くアーティストです。
子どもと大人のあいだにある曖昧な境界、
覚えていないはずなのに胸に残っている感情、
言葉になる前の涙や孤独。
彼女の作品に現れるやわらかな色や余白は、
傷ついた心にそっと触れるような静けさを持っています。
2011年よりイラストレーターとして活動し、
これまでに30冊以上の書籍に作品を提供。
その多くが海外で翻訳・出版されています。
2016〜2023年までは京都芸術大学で
「物語とイラストレーション」を教え、
技術よりも “自分の内側と向き合う力” を育てる授業を行いました。
2023年、ドバイに拠点を移し、
子どもたちのためのプライベートアートスクールを開校。
モンテッソーリの理念を取り入れながら、
「上手さではなく、心の動きを描くこと」を大切にしています。
近年は、絵と詩を組み合わせた展示や
“静かに心に触れる空間作品”に取り組み、
ヴェネツィア、ローマ、パリなど
国際アートフェアで作品を発表しています。
彼女の作品がつくる空間は、派手ではありません。
けれど、そこには
「思い出せないはずの気持ち」がそっと息をしています。
その絵を前にしたとき、
人は、忘れていた感情を思い出したり、
泣けなかった日の自分に出会ったりします。
大人も子どもも、
静かに、やさしく、
心に帰っていくための場所を——
彼女は絵を使ってつくり続けています。
展覧会
ワールドアート ドバイ(UAE)、2024年
コンテンポラリー・ヴェネツィア 2025(イタリア)
ローマ国際アートフェア2025(イタリア)
アートショッピングパリ(フランス)、2025年
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